読むだけで思考の歪みを直すpart1

こんにちは！ナオトです。

今回は思考の歪みについてお話しします。

２回にわたって発信していく思考の歪み編。

今回のテーマは「レッテル貼りと定義技法」です。

なかなかこれだけだとイメージがわかないと思います。

しかしこの記事を読むことで

自分は気づかなくても

いつの間にか狭まってしまっている視野を広げ

正しい判断力を取り戻せます。

逆にこの簡単な手法を知らないと

自分でも気づかないような

思い込みで自分を余計に苦しめることになります。

本格的なカウンセリングにも用いられる手法です。

知っていて損はないでしょう。

さて、まずレッテル貼りとは何か。

それは自分で自分自身のことを

出来損ないだ、社会人失格だ（〇〇失格だ）、普通になれない、負け組、ダメ人間と思い込むことです。

こんな自分を苦しめるレッテルは

持っていても何もいいことはありません。

そこでレッテル（思い込み）を

現実を客観的に見る方法を通して

あなた自身で手放してしまいましょう

というものです。

その具体的方法が「定義技法」

すなわち言葉を再定義する方法です。

先ほどのレッテルを明確に定義するのです。

出来損ないの定義って何ですか？

普通の定義ってなんですか？

ダメ人間の定義ってなんですか？

具体的にどうなってしまうことが〇〇失格の条件ですか？

例えば私は自分は出来損ないだと思っていました。

では出来損ないの定義は何だったのでしょう。

それは、勉強ができない＝出来損ない

でした。

今考えたらかなり視野が狭くなってしまっていますが当時の私はそんなことには気づくよしもありません。

さて、勉強ができない人は

全員出来損ないなのでしょうか？

きっと昔の私の答えもNoです。

人間って勉強だけでその人の価値が決まったりなんてしない。

勉強は一つの側面でしかないです。

そこで気づくのです。

勉強できないからって

出来損ないなわけじゃないって。

実は自分を苦しめているネガティブなレッテルは、定義し始めるといくつかのパターンに収まります。

１、そのレッテルはすべての人に当てはまる。

２、そのレッテルは誰にも当てはまらない。

３、そのレッテルは本質的に無意味である。

４、そのレッテルは自分には当てはまらない。

（この１〜４はあとで出てきます。）

自分は八方美人で人に弱みを見せられない

と悩んでいる女性がいました。

その方はあるサイトのurlを送ってきました。

そこには外面がいい人の心理や性格と

タイトルがあって

自分への評価が低い、人に依存している、

コンプレックスがある、自分に酔っている、

立場上外面をよくしなければならない

と書いてありました。

要はその子はもっともらしい定義を見つけてきて

ほら、やっぱり私は外面がいいだけの女で

最低だわって言っているのです。

しかし落ち着いて

一緒に現実を見ましょう。

まず自分への評価が低い。

これはそのサイトの中でより詳しく

「自分の得することだけを選択する」

と説明されていました。

でもこれ、人って得になることを選択して当然ですよね→１

さらに自分に自信がないなんて

本当に多くの人に当てはまります→１

人に依存してる。

これは客観的に見たら

その子は一切他人に依存してませんでした→４

自分が外面が良い人だと

レッテルを貼っているばっかりに

事実とはかけ離れたことすら

現実に感じてしまっているのです。

以下こんな感じでした。

強いコンプレックスも多くの人が持っています→１

自分に酔っている、自分好き→４

立場上やらなければならない→１

そもそも

外面が良いなんてレッテル役に立ちません→３

結局私は外面だけがいい女なんて

事実はどこにもないんだということに気づき、

自らその思い込みを捨てて楽になったそうです。

ぜひ今あなたを表すレッテルがあるなら明確に定義して見ましょう。

もしかしたら１〜４のどれかが当てはまるかもしれませんよ。

うつの時は

たった一つの思い込みだけでも

かなり自分を苦しめます。

それは自分が思っている以上に。

だからまぁいいやが危険です。

自分の今のレッテルを見つけて

定義して見てくださいね。

ナオト